「お見合い」と聞くと堅苦しいイメージを持つ方も多いかもしれません。ただ、最近のお見合いはかなりカジュアルになってきています。ホテルのラウンジでお茶をするスタイルが主流で、そこまで身構える必要はないのが実情です。
とはいえ、最低限のマナーを知っているかどうかで印象が大きく変わるのも事実です。結婚相談所を利用している場合、マナーがなっていない方はカウンセラーにフィードバックされて、次の紹介に影響することもあります。
この記事では、お見合い前の準備から当日の振る舞い、お見合い後の対応まで、知っておくべきマナーを一つ残らずまとめました。初めてのお見合いで緊張しているという方も、この記事に目を通しておけば安心して臨めるはずです。
日程調整は迅速に
お見合いが成立したら、日程調整は1〜2日以内に返答するのがマナーです。「忙しいので…」と先延ばしにすると、相手に「本気じゃないのかな」と思われてしまいます。
場所選びのポイント
一般的にはホテルのラウンジがお見合い場所の定番です。その理由は以下の通りです。
- 落ち着いた雰囲気で会話しやすい
- 席間が広く、プライバシーが保たれる
- アクセスがいい場所が多い
- 長時間滞在しても問題ない
カフェでも問題ありませんが、混雑する時間帯は避けましょう。居酒屋やカラオケはお見合いの場としては不適切です。
プロフィールを読み込んでおく
相手のプロフィールは当日までにしっかり読み込んでおきましょう。趣味、仕事、自己PR…話のネタになるポイントをいくつかピックアップしておくと、当日の会話がスムーズになります。メモアプリに質問したいことを3つくらい書き出してから臨むのも効果的な方法です。

服装のマナー
女性の服装
- ワンピースが鉄板。明るめの色(白、ピンク、水色など)がおすすめ
- 露出が多すぎる服やカジュアルすぎる服は避ける
- 靴はパンプスがベスト。スニーカーやサンダルはNG
- アクセサリーは控えめに。ブランドロゴが目立つものは避ける
- ネイルは清潔感のあるデザインで
男性の服装
- ジャケット着用が基本。スーツでなくてもOKだが、ジャケットは必須
- 清潔感のあるシャツ(白or薄い色)を選ぶ
- 靴は革靴。スニーカーはカジュアルすぎる
- 髪型は整えておく。寝癖は論外
- 爪は短く切り、ヒゲは剃る(整えたヒゲもお見合いでは不評なことが多い)
男女ともに共通して大切なのは「清潔感」です。高級ブランドで固める必要はありません。シワのない服、磨かれた靴、整った髪型。この3つを押さえるだけで第一印象は大きく変わります。
当日の振る舞いマナー
待ち合わせ
10分前には到着しておくのが基本です。遅刻は最悪の第一印象を与えます。万が一遅れそうな場合は、わかった時点ですぐに連絡しましょう。
相手より先に到着したら、わかりやすい場所で待ちましょう。席を確保できるなら先に座っていてもOKですが、相手が来たら必ず立ち上がって挨拶してください。
会話のマナー
お見合いの会話で気をつけたいポイントを整理します。
やるべきこと:
- 笑顔で挨拶する
- 相手の話をしっかり聞く(相づち、質問を交える)
- プロフィールで気になったことを質問する
- 自分のことも適度に話す
- 丁寧な言葉遣いを心がける(敬語ベース)
避けるべきこと:
- 年収や貯金額を直接聞く
- 過去の恋愛遍歴を聞く
- 婚活の愚痴や他の相手の話をする
- 自慢話ばかりする
- スマホをいじる
- 店員への態度が悪い

会話時間の目安
お見合いの時間は1時間〜1時間半が目安です。短すぎると「興味がないのかな」と思われますし、長すぎると相手が疲れてしまいます。盛り上がっていても、最初のお見合いは1時間半程度で切り上げるのがスマートです。
お茶代の支払い
結婚相談所のお見合いでは、男性が全額支払うのが一般的なマナーです。会計はスマートに済ませましょう。お相手がお手洗いに立ったタイミングで先に支払いを済ませておくとスムーズです。
女性側は、財布を出す素振りを見せるのがマナーです。「ごちそうさまです、ありがとうございます」と一言添えることで、好印象につながります。
お見合い後のマナー
お礼の連絡
お見合い後は、当日中にお礼の連絡を入れましょう。結婚相談所経由の場合は、担当カウンセラーに返事をする形になることが多いです。
「今日はありがとうございました。〇〇の話がとても楽しかったです」のように、具体的なエピソードを添えると好印象です。テンプレート感のある文面は避けた方が良いでしょう。
交際希望の返事
結婚相談所のルールでは、お見合い後に「交際希望」か「お見送り」の返事を翌日中に出すのが一般的です。迷っている場合でも、期限内には返答しましょう。
お断りのマナー
お断りする場合は、結婚相談所経由で伝えるのが基本です。直接相手に「お断りします」と連絡するのはマナー違反にあたります。カウンセラーを通じて丁寧にお伝えするのがルールです。
理由を聞かれた場合は、「フィーリングが合わなかった」など曖昧な表現でOKです。相手の欠点を具体的に指摘する必要はありません。
直接お断りの連絡をしたり、連絡を無視してフェードアウトしたりするのはNGです。必ずカウンセラーを通じて、誠実に対応しましょう。相手の時間と気持ちを尊重することが、自分自身の婚活をうまく進めるコツでもあります。
オンラインお見合いのマナー
最近はZoomやビデオ通話でのお見合いも増えてきました。オンラインならではの注意点もあります。詳しくは以下の記事で解説しています。

- 背景は片付いた室内にする(バーチャル背景もOK)
- 照明は明るめに。顔が暗く映ると印象が悪くなる
- カメラの位置は目線の高さにセット。見下ろすアングルは避ける
- 通信環境は事前にテストしておく
- 服装は対面のお見合いと同じレベルで整える(上半身だけでもきちんと)
- 時間は30分〜45分が目安。対面より短めでOK


Q&Aコーナー
Q. お見合いでは名刺交換をした方がいい?
結婚相談所経由のお見合いでは、名刺交換は不要です。むしろ個人情報保護の観点から、名刺交換を禁止しているケースもあります。連絡先の交換もカウンセラーを通じて行うのが一般的です。
Q. お見合い当日に2軒目に行ってもいい?
最初のお見合いではおすすめしません。1時間〜1時間半で切り上げて、「もっと話したい」という余韻を残した方が次につながりやすくなります。2軒目は交際が始まってからが良いでしょう。
Q. お見合いで手土産は必要?
結婚相談所のお見合いでは手土産は不要です。かえって相手に気を遣わせてしまうこともあるため、手ぶらで臨んで問題ありません。
Q. お見合いの当日にLINE交換を提案してもいい?
結婚相談所によってルールが異なります。直接の連絡先交換を禁止しているところもあるため、事前にカウンセラーに確認しておくのが安全です。詳細については以下の記事で紹介しています。



まとめ:お見合いマナーの本質は「相手を大切にする気持ち」
お見合いのマナーは、そこまで難しいものではありません。「相手を大切にする気持ち」を行動で示すだけです。
時間を守る、清潔感のある服装で行く、相手の話を聞く、お礼を伝える。これだけで印象は格段に良くなります。
マナーは「ルール」ではなく「思いやり」です。お相手に「この人と一緒にいると心地いいな」と思ってもらえる振る舞いを意識していきましょう。お見合いを重ねるうちに緊張も薄れてきますので、まずは肩の力を抜いて臨んでみてください。
お見合いのマナーについて、より詳しくはIBJ(日本結婚相談所連盟)の公式サイトでもガイドラインが公開されています。第一印象に関する心理学的な知見はJ-STAGEの論文検索で「初頭効果」「第一印象」などで検索すると学術的な裏付けも得られます。
※記事執筆時点の情報です。最新の料金・サービス内容は各公式サイトでご確認ください。

